2005年10月24日月曜日

「地方には、貧乏人は住めねえ」だって……都会もんは決して農村に「第二の人生」なんか求めてはいけません!


リファラーを見ていると、散人が書いた「強者・弱者の定義を考えよう(地方の方がよほど豊かだ)」という記事に対するコメントに出くわした。曰く:
馬鹿でねえの? 地方には、貧乏人が住めねえからだよ。

このブログではこれ以上の言及はないので、URLをリファーするのは差し控えるが、彼らの本音がよく出ていると思う。あいつらの考えによると、都会は「貧乏人」が住むところ、地方こそが「まともな金持ち」が住むところであるらしい。


今晩のテレビ(チャンネル失念)でやっていたが、横浜に住んでいた夫婦が北海道に第 二の人生を求めようと、小さな土地を買ってたいへんなご苦労をされている生活を紹介する番組があった。地元にとけ込もうとするご両人のご苦労には頭が下 がったが、所詮、彼らとは「階級が違う」。目黒の碑文谷にぽっと出の田舎の夫婦がやってきて近所付き合いをしようとしてもうまく行かないのと同じ。彼ら (横浜人)も周りから完全に浮いてしまっているのだ。定年退職者などの都会もんは、地元の人にとっては「貧乏人」でしかないからである。

イ ナカモンに「貧乏人」と馬鹿にされながら、なおかつイナカモンに貢いでいる都会もんは、本当に可哀想。今晩の馬鹿グルメ番組でも知床に行って、地元のすし 屋で一人前2500円也のランチ定食を有り難がって食う都会もん老夫婦の映像が紹介されたが、アホを通り越している。一匹2500円の○鯖もそうだ。いい 加減にイナカモンにいいようにボラれるのは止めたらどうかな?


追記)数字で見てもやっぱりそういうことらしい:↓

世帯の一人あたり年間家計費は、サラリーマンより農家の方が15万円以上多い(日経)


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